近年、抹茶ブームで人気のある抹茶ですが、賞味期限がどれくらいなのか知っていますか?
もし抹茶の賞味期限切れで2年ほど経っていたらどうでしょう?
そもそも飲めるのかな、腐るとどうなるのか気になりませんか?
また古い抹茶の活用方法があれば捨てなくていいですし、賞味期限や腐っている状態がわかれば対処できますよね。
今回は、抹茶の賞味期限切れ2年は飲める?腐るとどうなって古い抹茶の活用は?について調べてみました。
抹茶の賞味期限切れ2年は飲める?
では、抹茶の賞味期限切れ2年は飲めるのか見ていきましょう。
そもそも賞味期限とは美味しく食べられる期限のことをいいます。
開封されていない状態で、表示されている保存方法に従い保存していた場合に美味しく食べられる期限を示しています。
賞味期限内に食べきるのが理想ですが、仮に賞味期限を過ぎたからといって食べれなくなるとは限りません。
一般的にスーパーなどで販売されている抹茶の賞味期限は、未開封で6~8か月ほどです。
また真空パックのまま封を切らずに冷凍庫に入れておいたお茶であれば1、2年ぐらいでしたら美味しく使うことができるとありました。
保存状態にもよるのでしょうが、風味が違ったり抹茶の色が変色していたりした場合は処分したほうがいいと思います。
抹茶の賞味期限切れからどのくらいの期間は飲める?
上項でもあるように、真空パックのまま封を切らずに冷凍庫に入れておいたお茶であれば1、2年ぐらいでしたら美味しく飲むことができるそうです。
では、抹茶の賞味期限切れからどのくらい使えるのかを、期間で分けて紹介します。
抹茶の賞味期限切れから半年
賞味期限切れから半年過ぎた抹茶でも、保存状態がきちんとしてある状態であれば使うことはできるようです。
一応、飲む前に抹茶を少し飲んでみて風味や匂いを確認してから使うようにしたほうがいいと思います。
抹茶の賞味期限切れから1年
賞味期限切れから1年過ぎた抹茶でも、保存状態がきちんとしてある状態であれば飲むことはできるようです。
そのまま使うよりもお菓子やスイーツなどに混ぜて使う方が多いようですね。
この場合も、飲む前に抹茶を少し飲んでみて風味や匂いを確認してから使うようにしたほうがいいと思います。
抹茶の賞味期限切れから3年
賞味期限切れから3年過ぎた抹茶はどうでしょうか。
さすがに3年も過ぎていたらと思うのですが、冷凍保存していたので使えたという人もいるようですが、お菓子などに使っていたようですね。
これもやはり、使う前に抹茶を少し飲んでみて風味や匂いを確認してから使うようにしたほうがいいと思います。
抹茶の賞味期限切れから5年
賞味期限切れから5年過ぎた抹茶はどうでしょうか。
調べた結果、冷凍保存していても5年過ぎた抹茶は食用にはされていないようでした。
そのまま捨てるとゴミになるので、ぬるま湯に溶いて常温まで冷まし、植木にまいてもいいと答えてる方もいらっしゃいました。
冷凍庫保存でも風味や匂いは薄れていると思いますので、食用には使わないほうがよさそうです。
抹茶の賞味期限切れから10年
抹茶の賞味期限切れから10年経ったものが使えるか使えないのかあまり情報がありませんでした。
保存状態にかかわらず、食用としても使わないほうがいいと思います。
思い切って処分して、新しい抹茶で美味しく召し上がってください。
開封済み抹茶の賞味期限はどのくらい?
では開封済み抹茶の賞味期限はどれくらいなのか気になりますね。
開封した後の抹茶の賞味期限は、夏場で約2週間、冬場では1か月ほどだそうです。
夏場だと開封後から2週間とは意外と短いですね。
夏場はどうしても高温多湿になってしまい、変色などで傷みやすく腐る原因になります。
では腐るとどうなるのでしょうか。
抹茶は腐るとどんな状態になる?ダニの発生は?
抹茶はデリケートな食品です。
一度開封して空気に触れてしまうと痛みが早くなってしまいます。
開封後は賞味期限に関係なく、早めに使い切るようにしたほうが良さそうです。
では腐っている見分け方やダニは発生するのかを下記で紹介します。
抹茶は腐るとどんな状態になる?
抹茶が腐るとどんな状態になるか調べてみました。
- カビが生えている
- 湿気により固まっている
- カビ臭い・埃っぽい、変なにおいがする
- 変色している
- 飲んでみて違和感がある
上記のような状態になっていたら、たとえ賞味期限内であっても処分しましょう。
傷む時期は梅雨の時期と夏場の時期です。
梅雨の時期はジメジメと湿気も多く、ダニも発生しやすい時期でもあります。
抹茶へのダニの発生の心配はある?
ダニについてですが、抹茶は粉末状の食品なので、ダニが発生する可能性があります。
ダニは湿気や高温の環境が好みなので、抹茶を保存するときは密閉状態にして冷蔵庫などに保存しましょう。
もし、抹茶にダニが発生していたら食べるのは絶対やめましょう。
気づかずダニを食べてしまうとアナフィラキシーショックというアレルギー症状を引き起こす場合があります。
抹茶を長持ちさせる正しい保存方法は?
抹茶を長持ちさせるために、どんな保存方法が正しいのでしょうか。
抹茶は変色変質が早いため注意しなければいけません。
保存方法 | |
開封前 | 高温・多湿を避け、日が当たらない涼しい場所または二重袋にして冷蔵庫または長期保存は冷凍庫 |
開封後 | 高温・多湿を避け、密閉袋などに入れて日が当たらない涼しい場所 |
上表のとおり、開封前も開封後も保存方法はそんなには変わりませんが、開封前なら冷凍庫保存するほうが長持ちするようです。
開封後は冷暗所、冷蔵庫、冷凍庫など保存してる方が多いですが、茶葉を扱っているところでは開封後は冷蔵庫ではなく冷暗所での保存を推奨しています。
開封後、冷蔵庫や冷凍庫で保存すると結露や温度変化による品質劣化の恐れがあるためだそうです。
ただ、どうしても冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合は、二重袋などでしっかり密封してください。
その際、冷蔵、冷凍保存された抹茶を使うときは、少し手間ですが常温状態になるまで戻してから開けないと結露で湿ってしまうので注意しましょう。
抹茶の賞味期限切れで古い抹茶の活用法は?
賞味期限が切れた古い抹茶を、捨てずに活用している人が結構います。
どんな活用法があるのか調べてみました。
- お菓子やスイーツに使う
- 天ぷらの衣に使う
- 砂糖、水、抹茶を煮詰めてかき氷の氷みつにする
- 生地に混ぜてうどんやパスタ、パンを練る用に使う
などいろんな活用をして使っているそうです。
中でも、抹茶と牛乳を混ぜて抹茶ラテを作っている方が結構おられました。
あくまで、期限切れの抹茶が使えるかどうか確認してから使うようにしてくださいね。
まとめ
今回は抹茶の賞味期限切れ2年は飲める?腐るとどうなって古い抹茶の活用は、について紹介しました。
抹茶って賞味期限切れでも使えるんですね。
ですが、賞味期限切れが長いと腐ることもあり、いろいろ支障が出そうです。
保存状態がきちんとした状態での話ですが、古い抹茶の活用もスイーツやお菓子などに混ぜるのなら2~3年というところでしょうか。
もし期限切れの抹茶があってお悩みなら、この記事を参考にしていただけると嬉しいです。
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